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エアコンプレッサの「オイルレス」とは?オイル式(給油式)との違い

関係する一覧: エアコンプレッサの一覧マックス AK-820 機種ページHiKOKI EC4516HY(S) 機種ページ

要点
  • 日立産機システムの分類では、給油式は潤滑油を使い、吐き出される圧縮空気にオイルミストが混ざる。オイルフリーは潤滑油を使用しない(もしくは圧縮室内に入らない構造)。
  • マックスはAK-820の仕様表の「使用オイル」欄に「オイルレス」、マキタは取扱説明書に「乾式構造」「給油の必要はありません」と書く。
  • HiKOKI EC4516HY(S)の取扱説明書の保守・点検は、エアフィルタの清掃など4項目で、給油の項目はない。

日立産機システムは、コンプレッサを「潤滑油を使う給油式と使用しない(もしくは潤滑油が圧縮室内に入らない構造になっている)オイルフリーの2種類」に分け、給油式について「吐き出される圧縮空気にはオイルミストが混ざってしまいます」と説明しています。電動工具メーカーのエアコンプレッサでは、マックスがAK-820の仕様表の「使用オイル」欄を「オイルレス」とし、マキタが取扱説明書で「本機は乾式構造を採用していますので、給油の必要はありません。」と書いています。

日立産機システムの2分類

給油式は、専用の潤滑油で金属同士の接触による破損を防ぎ、隙間からの空気漏れを防ぐシール効果を持たせている、と日立産機システムは説明します。同社の比較表は次のとおりです。

方式空気品質製品構造ドレン水
オイルフリーオイルフリー(油分を嫌う用途向き)部品点数が給油式より多い油分が混じらない
給油式微量に油分が混入部品構成がオイルフリーより少ない微量に油分が混じるため産廃処理が必要

マキタ「乾式構造」の2シリーズ

マキタの取扱説明書は、「保守・点検について」の中に「給油について」という項目を置き、そこに給油不要の一文を書いています。対象機種はいずれもDCブラシレスモータ・単相交流100V・出力1,300Wで、タンク容量はモデルごとに異なります。

取扱説明書対象モデルタンク容量「給油について」の記載
AC461X/XL/XG系AC461X・AC461XL・AC461XLH・AC461XG・AC461XGH8L/11L/16L本機は乾式構造を採用していますので、給油の必要はありません。
AC400X/XL系AC400X・AC400XL8L/11L本機は乾式構造を採用していますので、給油の必要はありません。

マックスAK-820の「使用オイル」欄

マックスのエアコンプレッサAK-820(商品品番AK95200)は、公式の仕様表に「使用オイル」という欄があり、値は「オイルレス」となっています。同じ仕様表では、モータ750W、使用電源AC100V(50/60Hz共用)、エアタンク容量4.5Lです。

HiKOKIの取扱説明書には「給油」の項目がない

HiKOKIの高圧エアコンプレッサEC4516HY(S)(直流ブラシレスモーター、入力1,500W、空気タンク容量16L)の取扱説明書は、「保守・点検」を「エアフィルタの清掃について」「点検(オーバーホール)時期お知らせ機能について」「機体や付属品の保管」「故障のときは」の4項目で構成しており、給油やオイルに関する項目はありません。点検時期のお知らせは、実働1,200時間を経過しオーバーホール時期が近づいたことを表示の点灯で知らせる機能です。

各社の表記

メーカー資料表記
マキタAC461X/XL/XG系・AC400X/XL系 取扱説明書「給油について」の項目に「乾式構造」「給油の必要はありません」
マックスAK-820 仕様表「使用オイル」欄に「オイルレス」
HiKOKIEC4516HY(S) 取扱説明書保守・点検に給油の項目なし
日立産機システム給油式とオイルフリーの解説ページ「給油式」と「オイルフリー」の2分類

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